ゴジラってなんなのか。

はじめに

ムック本や設定資料集などに専門家によるゴジラの生物論が掲載されていることでしょう。
私は生物学もエネルギーについても申し訳ないくらいの素人なので、いくらでもツッコミできると思います。
私はただ。フィクションについてあれこれだらだらと勝手に考えるのが好きなだけなので、すべて私の妄想&考察としてとらえていただけたらと思います。

ゴジラの捕食・排出について

子供のころからフィクションに出てくる巨大生物には謎がありました。

・何を食べているのか?

・うんこはどれくらいでかいのか?

前者はともかく、後者に笑った人。あなたも生物である以上、うんことは切っても切れない人生を歩んでいるのですよ。なんかうんこの切れの良しあしの話にも聞こえますが、そうではなくて。
進撃の巨人』の巨人は人を捕食していますが、うんこの描写は不明ですし(もう読んでないのですが、あるのでしょうか?)パシフィックリムにもカイジュウがうんこしているシーンはありません。(ありましたっけ?)
とにかく、生物は体を維持するため何かを食べ、比例した排出をする。
私は、国民的怪獣であるゴジラも何を食べて何を出すのか疑問でした。
今回、シン・ゴジラでは劇中で

・水と空気を細胞膜から取り入れてエネルギーにしている。

という説明がありました。そういった説明はありませんが「食べていない」ので排出はないと思われます。つまりゴジラはNOうんこ生物。*1
もう一つ、生き物としては生殖があるのですが、それも単細胞による増殖可能とあったので(プラナリアみたいな?)、交配の必要なし。アルティメットシング(ジョジョのカーズ様)でした。

ゴジラの骨格について
そもそも庵野秀明という人はある方面の設定を変態的にまで綿密に用意する人なので、生物としてのゴジラに「ありえない」といわれるような空白はないと思われます。
あれだけの大きさの生き物が海中から地上に上がる際も「自重で死亡する可能性」を生物学者に語らせています。自重というのは厄介で、人も体重が増加しすぎると筋力で支えきれず、膝や足首を痛めたりします。哺乳類であるクジラが自重に耐え切れず海に居住地を変えたのも有名ですよね。
じゃあ、あの大きさのゴジラがなんで二足歩行で地上を闊歩できるのか。
たぶん今回のゴジラのデザインをみると、上半身が細い。下半身が太い。足も太い。尻尾も太い、長い。つまり太い3本足・低重心で歩行しているような感じじゃないのかと。
もっとも歴代ゴジラに詳しいわけじゃないんですけど、むしろニワカですみませんってくらいなんですけど、今回のビジュアルの第一印象は「脚太っ!」「手ちいさっ!」でした。
そうそう、二足直立・二足歩行って実はすごい難しいんですよ。私たちは無意識に二足歩行をしていますが、これは赤ちゃんのころから訓練して緻密な予測や水平感覚をつかんで、立ったり歩いたりしている。
武術とかやっているとテイクダウン(相手を転ばせる)を練習するんですけど、最上部に重い頭のせて二本足で立っているので、ちょっとしたコツで相手は転ぶ。
カメラの三脚をイメージしてしていただけたらわかりやすいと思いますが、三本足があったら、それはもうすごい安定度になります。それがあの尻尾なのではないかと。
後、手が異様に短いのはなんなんででしょうか。
手は捕食の際、木の実など採るために発達したといった説がありますから、ゴジラのあの大きさで手を伸ばして何かをつかむという行為は進化上必要ないため、あの小さなお手てなのかもしれません。キングコングのとかは「つかむ」ことが脅威でしたけど。
他にも内臓はどうなっているのかとか、考えているときりがないのでここまでにします。

ゴジラのエネルギーについて

ゴジラと言えば放射能。火を吹くわ熱光線吹くわ。
つまり、ゴジラは歩く原子炉なんですよね*2。原子炉ってことは当然冷却がいるわけです。そうでないと自分の体内でメルトダウン起こしちゃうわけですから。
冷却されていない原子炉が移動したら周囲は相当暑いはず。暑いなんてもんじゃないはず。焼けるような熱さのはず。でも映像を見ると周囲は「熱い」といった描写はなく、植物も枯れていない。(背中から熱を放出していると報告がありますが)
話はそれますが、高校生くらいの時、学校の近くの工場で爆発事故がありまして、数日後その周辺を見に行きました。工場からちょっと離れた木の葉の部分が爆風の熱にやられて色が黄色に変色していました。その程度の爆風で草木がかれるのですから、歩く原子炉を前に草木はそのままのはずがない。
ゴジラは確実に体内冷却システムを所有している。
では、どうやってゴジラは自身の体内を冷やしているのか。ちゃんと劇中にその答えがでてきました。

・血液流を冷却システムにして体温調節している。

そうでしたか、そうでしたか。と、納得がいったところで、ゴジラが米軍空爆攻撃を受け、火炎放射、熱光線。ゴジラ「なぎはらえ!」って都内3区を焦土にしたあれです。
あれはゴジラの怒りと解釈されがちですが、実は米軍による地中貫通型ミサイルによる大量出血によって、急激に体温調節ができなくなり、体内にこもった熱を排出しするためだったのではないでしょうか。
つまり、ゴジラは苦しかった。苦しみから解放されたくて、そして生命維持のために体内から熱を出したかっただけだった。
放っておけばパレードしつつ、建物を倒壊するだけだったのに、(それに巻き込まれた方々は大変なご不幸ですが)いらんことをした。
もちろんゴジラの「怒り」ともとれるんですが、私は生物として「苦しかった」説をおしたいと思います。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

*1:呼吸も肺呼吸ではないと推測。

*2:劇中にも「原子炉を所有している」という言葉が出てきました。