『銀魂』実写版映画を観ました。(ネタバレなしです)

漫画の実写化と聞くと、モヤモヤしますよね。
銀魂は漫画は初期だけ、アニメもたま~に視聴した程度です。
少年ジャンプの人気漫画である「銀魂」実写化が発表された時、当然「ふざけんなー!」「原作汚すなー!」ムードになりましたが、それを払しょくしたのが「監督 福田雄一」のクレジット。

福田雄一監督と言えば、テレビドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ。(あと映画「変態仮面」も。)
そういえばヨシヒコシリーズは最初、「山田孝之主演でドラクエをドラマ化」というふれこみでした。もちろんネットでの最初の反応は「ふざけんなー!」でしたが、放映されてみてびっくり、「ドラクエの世界」そのものをパロディ化。「それ著作権的にOKなの?」という笑いがてんこもり。

そのヨシヒコワールドと銀魂ワールド、親和性が悪いわけがなく「ふざけんなー!」から「……いける……かも?」に変わった人が結構いた模様です。

実写映画化というと俳優さんをいかにキャラクターのビジュアルに近づけるかが重要なポイントですが、私は銀魂にあまり思い入れがないせいか、どのキャラクターもピッタリだと思いました。
小栗旬はたくさんの実写化を演じていますが、その中でも坂田銀時はかなりあたりだと思います。なによりもスタイルが良いので二次元の衣装を着ても違和感がない。
菅田将暉ですが、私この人ほとんど知らないんですけど、発表されたビジュアルを最初見た時、新八をやるには顔つきが凛々しすぎるかなと思いました。
でも彼はすごく演技が上手で、劇中では「ヘタレ」なところも見事にこなしていて、新八でした。
それと、橋本環奈。ネットで「千年の一人の美少女」と言われた彼女。ほんっとに可愛くて神楽ぴったりでした。髪の毛がオレンジで青い目という、ビジュアル的には一番ハードルが高いキャラクターなのに、不自然さなく三次元化。
彼女の演技を見たのは初めてなんですけど、コメディエンヌとしての素質があると思いました。
そしてこの3人が並ぶと、見事に「万事屋のサイズ」なんですよ。
実写化でよくあるのが、役者さんの身長が原作キャラとズレているという違和感。
漫画のイメージよりも大きかったり小さかったりして「なんか違う」ということがある。*1
万事屋の3人はそれがなく、ほんとピタっとベストなバランスではまっていました。
もう一つ、実写化で大変だと思うポイントに「登場人物の多さ」があります。
約二時間の枠で何十巻の中のキャラを全部だせるわけがなく、省かなくちゃいけない。
原作のストーリー(映画は紅桜編)に絡む人物は最小限でも真選組、お妙さん、桂、エリザベス、敵方、でもういっぱいいっぱいな感じでした。
原作を知らない人からしたら、そこらへんは理解できなかったんじゃないでしょうか。

今回はネタバレなしの感想なのでここまでですが、映画(ヒットしたから続編ありそう)ではなくてドラマでやってほしいかな。ヨシヒコの枠で。

 

 

 

*1:実際は3人ともキャラの設定よりも身長が高いようですが、並んだ対比は違和感なし。