右のポッケにゃ夢がある 左のポッケにゃ1500ルーブル

クレジットカードを紛失したと勘違いして、カードを止めてしまってから一夜が明けた。
手元に残った現金からシステマの土日セミナー費、平日のクラス費、帰りの空港までの電車賃を差し引いたら、1500ルーブルちょっとだった。日本円に換算すると約3000円。つまり、これがモスクワにおいての私の全財産。
「ふはっ」と、ため息なんだか笑い声なんだか、どちらかわからない変な息が漏れた。
昔、鬱病の真っただ中にいた時、私は常にお金の心配をしていた。
鬱が軽い時に、何とか短期のバイトをしてお金を貯めて、起き上がれない時のために備えていた。動けない時、お金は命綱だった。
その命綱とやらが、異国の地でたった1500ルーブル。なのに、自分でもあきれるくらい不安がなかった。それどころか、逆にすがすがしいほどだった。
帰国日までの食事は、ホテルの朝食バイキングがあるので飢え死にはすることないし、水はホテルと本部にウォーターサーバーがあるので脱水の心配もない。ロシア美術の本を買いたかったけれど、それはあきらめるとして、別に困ることがなかった。

お金を失うことを恐れて、常に不安という名の靄がかかっているようなあの日々は何だったのか。

週末セミナー一日目、はじまりはじまり。

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本部の週末セミナー、こんなに人が多いの珍しいんじゃないだろうか。本部は各国から参加者が来るのだけど今回はひときわ多国籍な気がした。

私がうかがっただけでも、地元モスクワの人、台湾、スロヴァキア、アルメニア(だったかな?)、日本(私!)。同じロシアでも結構いろいろなところから参加しに来た人もいた模様。

ミカエルすごくノリノリだった。
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セミナーのテーマは武器のディスアームがメイン。ミカエル、アサルトライフルのモデルガン持ってます。

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この日はセミナーに参加して、ホテルに帰ってただ寝るという日だった。
夕食は朝の朝食バイキングでくすねたパンとゆで卵。
1500ルーブルは全く手つかずで終わった。